2016年1月18日に、SMAPの冠番組「SMAP×SMAP」で謝罪会見が行われました。
「SMAPのいちばん長い日」として、今でもファンに語り継がれている日。
そして2022年12月「SMAP×SMAP」の構成作家だった鈴木おさむさんが、当時の謝罪会見について、台本だったこと明らかにしました。
今回のキンプリ脱退報道で、メンバーのコメントが台本であったことが憶測に上がっていますが、それを裏付ける貴重な文章になっています。
今日は、当時行われたSMAPの謝罪会見がどのような内容だったのか、全文を書き起こしてみました。
鈴木おさむ氏の文章について、一部ネタバレがありますのでご注意下さい。
SMAP謝罪会見全文ネタバレ
実際にコメントしていった順番に内容を書き起こしました。
木村拓哉のコメント
えー、今日は2016年1月18日です。
先週から我々SMAPのことで、世間をお騒がせしました。
そしてたくさんの方々に、たくさんのご心配とご迷惑をお掛けしました。
このままの状態だと、SMAPが空中分解になりかねない状況だと思いましたので、
今日は5人が顔をしっかり揃えて皆さんに報告することが何よりも大切だと思いましたので、
本当に勝手だったんですが、このような時間をいただきました。
稲垣吾郎のコメント
この度は、僕たちのことで、お騒がせしてしまったことを、申し訳なく思っております。
これからの自分たちの姿を見ていただき、そして、応援していただけるように、精一杯がんばっていきますので、これからも宜しくお願いいたします。
香取慎吾のコメント
本当に沢山の方々に心配をかけてしまい、そして、不安にさせてしまい、本当に申し訳ございませんでした。
皆様と一緒にまた今日からいっぱい笑顔をつくっていきたいと思っています。宜しくお願いします。
中居正広のコメント
中居正広:今回の件で、SMAPがどれだけ皆さんに支えていただいているのかということを、改めて強く感じました。
本当に申し訳ございませんでした。これからも宜しくお願い致します。
草彅剛のコメント
皆さんの言葉で気づいたこともたくさんありました。本当に感謝しています。
今回、ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて、今ぼくらはここに立てています。5人でここに集まれたことを安心しています
木村拓哉の締めのあいさつ
これから自分達は何があっても、前を見て、ただ前を見て進みたいと思いますので、みなさん宜しくお願い致します。
鈴木おさむ「小説」内容は?
鈴木おさむ氏はこの台本を書いた経緯を小説「20160118」として発表しました。
少しだけネタバレすると
・メンバーと話し合って、話す内容を決め、台本を書いた
・事務所のチェックが入り、多少言葉を足したりした。
・生放送1時間前に事務所トップ(女性)からの強烈なダメ出しがあった。
・退所組が悪者となるような文章をつけ加えさせられた。
・苦渋の決断で、その文を草彅剛に読ませることにした。
この他、鈴木おさむさんにその日1日に起こったことや、メンバーの様子がかなりリアルに描かれています。
売り切れるお店も出てきているようですが、電子書籍で読めます↓
鈴木おさむがラジオでコメント
20160118が発表された後のラジオで、鈴木おさむ氏がこの小説について裏話を語りました。
9月くらいに執筆オファーを頂いていたんですけど、最初はありえないと思っていたのですが、断るのもだめだと思い、自分の整理も含めて書き始めました。
中居君の病気やタッキー退所、キンプリの解散などがあって、なぜこのタイミングでという声もありましたが、このタイミングだからこそ書き上げようと思いました。
辛かったですけど、かすかな希望というか、彼らに対しての感謝もあり、5人の優しさが伝えられればと。
いち芸能の話としては悲しいストーリーなんですけど、文藝春秋100周年の小説として載ることで。
この件で歴史が変わったと思うし、それを残すことにしました。
インスタやTwitterとかで熱い感想とかいただいてありがたかったです。
ツイッターの声は?
SMAP謝罪会見全文ネタバレ まとめ
SMAP謝罪会見全文をお届けしてきました。
もっと内容が気になるかたはオンラインでも購入できるので、読むことをおススメします。